2026年8月10日
予算は大事!でも建てた後のコストがもっと大事
将来、後悔しないトータルコストの真実
大東住宅の高橋です。
若い世代の方々がメインの住宅市場の中で、「毎月の家賃を払うのがもったいないので、家を建てたい」というご相談をよくいただきます。
将来への不安もあり、早めにマイホームを手に入れて住宅ローンを早く終わらせたいという考え方は、非常に堅実で素晴らしいことです。
売り手側も「今の家賃並みでとか、少しだけプラスすれば建てられますよ!」とアプローチするのが一般的です。
しかし、「マイホームは、賃貸のように簡単に住み替えることができない」という点に、大きな落とし穴が潜んでいます。
現在、土地価格や建設費が上がり、30代の住宅ローンは40年返済、20代にいたっては50年ローンが主流になりつつあります。
今回は、ローン完済後も笑顔で暮らし続けられる家づくりの本質についてお話しいたします。
1. 今の新築住宅が「これまで以上に短命になる」危険性
「今の新築なんだから、40年・50年は何もしなくても持つだろう」と思われていませんか?
実は、現代の家づくりにおいて非常に怖いのが「中途半端な高気密・高断熱化」です。
見せかけの数値や設備だけを優先し、気密・断熱・換気・防露の性能が、不十分な家を建て、住まい方を間違えると、冬・夏ともに、目に見えない壁の中や小屋裏、床下の内部結露が発生するリスクが高まります。
その結果、断熱材や木材などの構造部材が蝕まれ、昔の家以上に短命になってしまう危険性を孕んでいるのです。
長期の住宅ローンの返済中に、家の価値が失われてしまうといった悲劇はどうしても避けなければなりません。
人口減少が進むこれからの時代、一部の土地を除いて土地の資産価値の上昇はなかなか見込めません。さらに、物価や税金、保険料の上昇や年金の削減・支給開始年齢の繰り下げなどを考慮すると、老後に「家が傷んだから建て替える」ということは、よほど恵まれた方でなければ困難です。
これまでの「壊しては建てる」という日本の家づくりの常識は、もう通用しない時代に入っています。
2. ローコスト住宅が逆に「トータルコスト」を高くする理由
総体的な予算や、毎月のローン支払額から家づくりを検討することはもちろん重要です。
しかし、予算やローンを優先順位のトップにしてしまうと、住まいにとって一番重要な部分が見えなくなってしまいます。
・お洒落なデザインやインテリア、
・機能的な住宅設備、省エネ機器
・こだわりの間取り、収納空間、
・光熱費や維持費(メンテナンス費)もかからない
・住宅の腐朽やシロアリ被害の心配がない
・空気がきれいで、アレルギーが改善する
・暑さ・寒さがなく快適で健康に暮らせる
・地震に強く長持ちする
正直に申し上げて、これらすべてを低価格で実現することは極めて困難です。
価格を抑えれば、抑えるほど、住みごこちや耐久性を左右する「温熱環境(気密・断熱・防露)」と「空気環境(換気・通気)」が疎かになりがちです。
その結果、住宅ローンの月々の支払いは抑えられたとしても、
- 住み心地が徐々に低下していく
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冬も夏も光熱費が年々高騰していく
- 住み心地が徐々に低下していく
- メンテナンス費用や修繕費が増えていく
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寒さ・暑さ・湿気・カビによるアレルギーやヒートショック等のリスクが高まる
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健康寿命が低下し、医療費が増えていく
といった事態に陥り、生涯のトータルコストで見ると逆に高くついてしまい、資産価値まで低下していくのが、いわゆるローコスト住宅のリスクであり、隠された真実なのです。
3. 単に「予算」ではなく「長寿命」を選ぶべき理由
価格や見た目のデザインだけで家を選んでしまうと、建てた後に寒さ・暑さ・湿気・結露に悩み、毎日ストレスを感じながら我慢の生活を強いられることになりかねません。
それは、知らず知らずのうちに、家族の健康を害し、家庭内の不和につながってしまうことさえあります。
だからこそ必要なのは、「いい家を造って、愛着を持ってお手入れをして、老後はもちろん子や孫の世代まで引き継げる長寿命の家づくり」であり、将来、有利な条件で賃貸も売却も可能な資産価値が高い住まいではないでしょうか。
後悔しないためのチェックリスト
モデルハウスへ行く前や、予算計画を立てる際は、ぜひ以下のポイントをチェックしてみてください。
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30年後・50年後も「壁の中」が腐らない構造になっているか?
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毎月のローンだけでなく「将来の光熱費・メンテナンス費」まで計算されているか?
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エアコン1台で家じゅうの温度差がなくなる「温熱・空気環境」か?
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見せかけの最新設備や表面の安さだけに惑わされていないか?
マイホーム計画は、生涯で一番高い買い物であり、一生一代の大事業です。
「今」の満足やローン支払い額だけで判断するのではなく、「30年後、50年後の自分やご家族が、その家で笑顔で健康に暮らせているかどうか」をリアルにイメージしてみてください。
大東住宅では、見えなくなる構造や空気や温熱環境にこだわり、「いつまでも強く、いつまでも快適に」暮らせる家づくりを追求しています。
「予算の範囲内で、住まいの基本的な価値が損なわれないコストダウンの方法はないか」
「何から勉強すればいいかわからない」「他社で見積もりをとったけれど不安がある」という方は、ぜひ一度、私の住まい塾にご参加ください。
- 高橋一夫







