MENU

OFFICIAL SNS

(C) DAITO HOUSING Co., Ltd. All Rights Reserved.

重要【木造住宅の寿命を左右する通気性】

薬剤頼みの防腐・防蟻処理は限界?

 

こんにちは。大東住宅の高橋です。
 
世界最古の木造建築である法隆寺や正倉院が千年以上も保ち続けているように、本来、木という素材は乾燥状態さえ保てば非常に高い耐久性を持っています。
 
しかし、日本の木造住宅の平均寿命(取り壊す時期の平均)は「約30年」と言われています。
 
現代の建築技術や建材を使っているはずの家が、なぜこれほど短命になってしまうのでしょうか?
 
その最大の原因は、日本の高温多湿な気候と冷暖房の普及による、室内外の温度差が引き起こす「壁の中の湿気(内部結露)」にあります。
 
※冬はこたつと石油ストーブ・夏は扇風機といったような寒ければ寒いなりの、暑ければ暑いなりの昭和の暮らしに戻れば結露は、ほぼ発生しません。
 
今回は、木造住宅を50年・100年と長持ちさせるために最も重要な「通気性」についてお話しいたします。
 

1. 「たかが結露」と油断してはいけない目に見えないリスク

 
窓ガラスに付く表面結露はサッと拭けば済みますが、怖いのは床下・壁の中・小屋裏で発生する「内部結露」です。
 
現代の一般的な住宅(内断熱工法)では、柱と柱の間に断熱材を詰め込み、防湿シートで覆う施工が主流です。
 
しかし、冷暖房が当たり前となった暮らしの中で、家の中と外との温度差が生じてしまい、気密や断熱が不十分だと、冬と夏双方の季節で、目に見えない壁体内で結露が生じやすくなります。
 
壁の中で結露が生じると、断熱材や木材が濡れてしまい、湿気が閉じ込められ木材は息ができなくなり、以下のような問題がドミノ倒しのように発生します。
 
カビ・腐朽菌の発生: 木材や断熱材にカビが繁殖し、木を腐らせる腐朽菌が活発化します。
 
シロアリの被害: シロアリは湿った木が大好物です。内部結露によって湿った柱や土台は、シロアリを呼び寄せる格好の標的となります。
 
耐震性・断熱性の低下: 土台や柱がカビ・シロアリで傷んでしまえば、いくら新築時に耐震等級が高くても、繰り返す大きな地震に耐えることが難しくなり、断熱材が濡れてしまえば断熱性も低下するのです。
 

2. 薬剤に頼る防腐・防蟻(シロアリ対策)の限界

 
業界では、木材に薬剤を注入したり塗布したりすることで劣化対策としていますが、これには大きな懸念点があります。
 
効果の持続期間問題: 防腐・防蟻薬剤の効力は5年〜10年程度で薄れていきます。
 
壁の内部の薬剤を10年ごとに塗り直すことは現実的に不可能です。
 
健康への影響: 構造内部で散布・揮発する化学物質が、長期間にわたって住む人の体にどのような影響を与えるのか、実は誰も分かりません。
 

カビ臭と二次被害: 夏場に家がカビ臭くなる原因の多くは、壁の内部で発生したカビです。
 
その臭いを消すために消臭剤や芳香剤を多用し、さらに室内の化学物質濃度が高まるという悪循環に陥ってしまいます。
 
特に免疫力が未発達なお子様のアレルギーや喘息、高齢者の呼吸器系疾患(肺炎など)のリスクを高めてしまうため、壁の中の空気環境は健康面にとっても極めて重要なのです。
 

3. 「木を呼吸させる」ソーラーサーキットの技術

 
木造住宅を長持ちさせる唯一無二の方法は、「柱などの構造材を常に空気に触れさせ、乾燥状態を保つこと」です。
 
大東住宅が採用している「外断熱・ソーラーサーキットの家」は、構造の外側で、家全体の気密・断熱工事を高レベルに施すことで、暑さ・寒さを完全にシャットアウトし、壁体内に結露が発生するような温度差が生じないのです。(床下も壁の中、小屋裏も室内という考え方)
 
さらに、床下から小屋裏まで続く、壁の中に「通気層」を確保することで、構造内部に常に新鮮な気が流れ、木材がずっとカラッと乾燥した状態を保持できるのです。
 
薬剤に頼るのではなく、自然の理にかなった「通気性」を確保することこそが、新築時の強さと快適さを50年後も維持する一番の秘訣なのです。
 

新築時の性能をいつまでも

 
住まいの設備や内外装は後からいくらでもリフォームできますが、家を支える「骨組み(構造)の耐久性」は建てた後から変えることができません。
 
「日本の気候に負けない、本当の意味で長持ちする家を建てたい」「壁の中に結露やカビの生じない健康な暮らしを実現したい」そうお考えの方は、ぜひ大東住宅のモデルハウスや建築現場で、外断熱・二重通気の構造を直接お確かめください。