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環境アレルギーアドバイザー

昨年秋に、お付き合いのあるお医者様から、社長が住まい塾やセミナー・ブログやFBで情報発信している内容は、とても素晴らしいものの、話題が住宅だけでなく、環境全般に及び、健康にも踏み込んでいるので、いつどこで足を引っ張られるかわからないので、何か関連する資格をとった方がいいよとアドバイスを受けました。

そんな経緯もあり、ZEH(ゼロエネルギー)とZAH(ゼロアレルギー)という二つのゼロを目指した家づくりに取り組む住宅会社の代表として、今年初めに、シックハウス診断士の資格を取得したのですが、先月、新たに環境アレルギーアドバイザーの試験を受験し、この度合格通知が無事届きました。

環境アレルギーアドバイザーとは、アトピーや喘息・花粉症や食物アレルギー・シックハウス症候群や化学物質過敏症など、環境が由来する健康問題に対して正しい知識を有し、患者やその家族、周囲の環境を理解し、環境改善をサポートする一応専門家となります。

環境中におけるアレルゲンとなりうる物質は、大気中のPM2.5や花粉はもとより、住宅建材や家具・ワックス・暖房器具・除草剤や農薬・遺伝子組み換え作物・加工食品や飲料水に含まれる食品添加物や食用油・合成洗剤や柔軟剤・防虫剤・消臭剤や抗菌剤・衣服やクリーニング・電化製品などの日用品に含まれる化学物質から、ペットやカビ・細菌・ダニが起因する有機物・飲酒や喫煙・医薬品に至るまで、実に様々で多岐にわたります。

そして、最近では、これらの長期的摂取や複合的な摂取についても問題視されておりますが、遺伝子の問題や体質・換気や冷暖房・清掃具合などの生活環境もそれぞれで、なかなか解明するのは困難なのが現実です。

今回、環境中のアレルゲン全般について、改めて勉強しましたが、基本はやはり出来るだけ化学物質を取り入れない生活を心がけ、室内の換気・清掃・温度と湿度がコントロールされた空気のバリアのない住まいの中で、良質な睡眠をとり、自身の免疫力をつけるのが、何より重要だということを再認識した次第です。

今や、国民の半分以上の方々が何らかのアレルギーを持っているとも言われておりますが、誤った診察や医薬品によって、なかなか改善されなかったり、副作用により、さらに悪化するケースも少なくありません。

そして、次から次へとアレルギーを引き起こすアレルギーマーチに悩む方も多く、病院を転々とする医療ジプシーが多いのも、アレルギー疾患の厄介なところです。

また環境にあふれる有害物質は、アレルギーのみならず、様々なガンや糖尿病などの生活習慣病のほか、認知症やアルツハイマー・発達障害や生殖機能にまで、悪影響を及ぼしているとも言われております。

アレルギーに関してお悩みのことなどございましたら、何なりとご相談いただければ幸いです。

多少、私見も入りますが、なかなかメディアでは取り上げられることの少ない話などにも、触れていきますので、どうぞこれからも、安心してブログを読んで頂きたいと思いますのでよろしくお願いいたします。