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基礎外断熱のメリットとデメリット

住宅の温熱環境と床下の結露防止・基礎コンクリートの耐久性向上を図るために、基礎断熱が普及してきました。

一方で、冬季間も床下温度が高くなることで、通常6℃以下では活動しないと言われるシロアリが一年中活動してしまい、知らず知らずのうちに、蟻害が広がりつつあります。

ソーラーサーキットの家では、薬剤を使わずに物理的にシロアリの屋内への侵入を長期的にブロックする、環境にも健康にもやさしいノンケミカルの防蟻工法「ターミメッシュフォームシステム」を18年前から、標準採用し蟻害の発生は一件もありません。

※ これまでの実績により、今年度よりシロアリの食害による保証(1000万)も、10年から20年に延長が可能となりました。

シロアリは、光や風には滅法弱く、通常、換気口や基礎パッキンなど外部からの侵入はほとんどありません。

※ 基礎の周囲が、日が当たらず湿っぽく、物が置かれている場合などは、裏側の基礎表面から侵入するような例外は報告されています。

屋内へ侵入するほとんどが、床下のコンクリートの継ぎ目や、配管部の隙間、そして基礎断熱材を蟻道にしての侵入です。

そして、ひと度侵入すると、身を隠しながら土を運び、自身でトンネル(蟻道)を形成しながら、餌(木部)を求め、次々と土台や柱を食い散らします。

こういうと、シロアリは大変な悪者に聞こえますが、家にとっては厄介な存在ですが、自然の生態系にとっては貴重な存在でもあり、悩ましい側面もあります。

現状の防蟻工法では、木部や断熱材への、防蟻薬剤の塗布・注入が、一般的ですが、基礎断熱の場合は、床下空間が、室内と通じる為に健康への影響も十分考慮しなければなりません。

さらに、防蟻の保証も概ね5年となっており、5年毎に再施工すれば多額の費用がかかるために、実施する方は少ないのが現状です。

※ 大手メーカーでは、防蟻の再施工を条件にした長期保証が一般的で、半ば強制的に再施工させられるケースも少なくありません。

被害を発見する多くは、シロアリの群飛時期の春先に役割を終えた羽蟻を、庭先や室内で発見して気づくケースが大半です。

そして、慌てて食害にあった部分を補修し、薬剤の散布や塗布するケースが多く、費用もすぐに20万~30万も要してしまい、時には100万を超える多額の費用が発生するケースも少なくありません。

しかし、この羽蟻を発見できる群飛の期間は、宮城の場合GW明けの僅か2.3日しかなく、その後は風に乗って飛んでいくので、なかなか発見出来ずに徐々に拡大してしまうので、シロアリは厄介なのです。

うちは、ヒノキの土台だから大丈夫?

残念ながら、はっきり言って迷信です。

確かに、ヒノキやクリの土台は、固いので蟻にとっても、食べにくいのですが、それは、通気性を重視し、寒ければ寒いなりの、暑ければ暑いなりの生活をしていた昔の話です。

オイルショック以降の建物は、気密化や断熱化が中途半端に進み、冷暖房があたり前になったことで、室内外の温度差によって、大なり小なり床下や壁の中にも内部結露が発生しており、土台まわりの木材を濡らし、柔くなったり、腐朽したりで、木材の種類に関係なく、シロアリの食害にあっているのが現実です。

結局、長期間にわたり、シロアリの被害を防ぐには、薬剤では、効果的にも費用的にも無理があり、物理的に侵入を防ぐか、定期的に床下を点検するしかないのです。

床下断熱で、防湿コンクリートやベタ基礎になっているお宅は、是非、点検口から床下に潜り、蟻道がないか定期的にご確認下さい。

食害にあっていれば、どこから侵入しどこが被害にあっているか、蟻道によって特定できます。

蟻道がなければ、無理に薬剤処理などしない方が無難で、通常、半年から一年毎に点検すればいいと思います。

しかし、基礎断熱の場合、ユニットバスの配管回りや基礎コンクリートの継ぎ目、基礎の断熱材とコンクリートの継ぎ目などから、侵入されるとすぐさま断熱材内部に蟻道を構築し、見えないところで被害が拡大してしまうので、十分な対策が必要なのです。

基礎断熱の住宅を検討している方は、一度基礎断熱の白蟻被害で検索してみてください。

ビックリするような蟻害の画像がたくさん出てきます。

ちなみに、普通の蟻はアリ科ですが、白蟻はゴキブリ科となり、生態も違いますので悪しからず。

ご不明な点などございましたら、何なりお問い合わせ下さい。