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健康の土台は住まいから

健康の健という字は、にんべんに建てると書きます。

人が建てるものは、お墓や記念碑など様々ですが、通常建てるといえば、やはり家ではないでしょうか。

つまり、健康の源は、いい家で健に暮らすということでもあり、一番長く過ごす住まいの環境は、栄養や運動同様、私達の健康を大きく左右するのではないかと思っています。。

特に、免疫や体力が低下する高齢者ほど、家にいる時間が長くなり、室内の空気環境と温熱環境が、病の発症や悪化を招いてしまったり、病の回復にも大きな影響を及ぼすのではないでしょうか。

ナイチンゲールは、病の半分は空気の汚れと身体の冷えが引き起こすと説いています。

そして、空気の汚れと身体の冷えは、病気の回復を中断させたり、悪化する最大の要因として挙げており、この150年以上も前の教えが引き継がれ、現在の病室は、患者を寒がせたり暑がらせることの無いように温度や湿度管理がなされており、換気についても、1時間に実に6回もの換気量が定められているのです。

医学の祖と言われるヒポクラテスの誓いの中にも、人間の体内には100人の医者がいるとありますが、免疫を高め、自然の治癒力を高めるためにも、何より重要です。

体温が、1℃下がると免疫は30%~40%下がり、逆に1℃上がると5倍に上がるとも言われています。

そして、空気中に含まれる細菌やウイルス・ハウスダストや化学物質を出来るだけ体内に取り入れないことも重要で、外の新鮮な空気に近い室内空気にしなければいけないのです。

体内の免疫は、常に侵入する異物と戦っており、戦う相手を極力減らすことが、病気の予防や回復には必要不可欠だというわけです。

つまり、免疫を高めるためにも、治癒力を上げるためにも、部屋を暖かくして、温度差を少なくして、キレイな空気の中で、過ごすことが重要となります。

寒い日がまだ続きますが、室内が寒かったり、廊下や水回りの温度差があると、トイレに行くのさえおっくうになるものですが、自然と活動量も低下し、血流や筋肉も低下し、骨も弱くなったり、認知症など、様々な影響が生じます。

特に、寝室が寒いと、寝つきも悪く、布団がずれ寒さで目が覚め、尿意を催したりして、睡眠そのものの質も低下しますが、冷たい空気を長時間呼吸によって取り込むことで、さらに体温の低下を招いたり、血管さえも収縮して血流も悪くなってしまいます。

健康の源は、住まいにあるとお伝えしましたが、特に寝室の環境はとても重要で、風邪やその他の病を引き起こすのも、寝室が一番多く、心不全や心筋梗塞・脳卒中などの発症により、ある日突然、大事な命さえ奪いかねないのです。

寝室の環境に目を向けて、キレイな空気と身体の冷えに、気を付けて健やかにお過ごしください。