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デメリットをしっかり理解する

この世に流通する商品やサービスには、必ずメリットとデメリットが存在していますが、売り手はメリットを訴求しがちで、デメリットは出来るだけ触れないようにするのが一般的です。

家づくりにおいても例外ではなく、豪華な展示場やカタログ、営業マンの巧みなセールストークからは、隠されたデメリットはなかなか見えてこないものです。

ブランドやイメージ、見た目のデザインや価格などに左右されず、 建ててから一番大事な「住みごこち」に直結する「隠された真実」を見抜く、確かな目と知識を持たなければ、心から満足できるマイホームにはたどり着くことはなかなかできません。

特に注意が必要なのが、長期優良住宅の住宅性能にもある、住宅の空気性能や温熱性能です。

どこのメーカーも、こぞって最高等級とPRしていますが、実際は、最高というのは名ばかりの住まいも多く、最低限必要なランクだったり、机上の計算値と実際の性能がかけ離れたりするなどして、実際住んでからのイメージギャップに不満を感じているユーザーは少なくありません。

まだ不十分とはいえ、医療現場では、インフォームドコンセント(十分な説明と合意)が求められています。

インフォームドコンセントとは、「医療を提供するに当たり、リスクなどについても、適切かつ十分な説明を行い、患者さんの理解と協力を得るよう努めた上で、合意に基づいた医療行為をしなければならない」という概念で、医師のみならず、看護師や薬剤師の方々にも求められています。

こうした概念は、家づくりにおいても必要ではないでしょうか。

営業マンの耳触りのいい言葉だけを鵜呑みにしてしまい、知らない・知らされないままに家を建てるということは、何も調べずに難しい大手術やガン治療を委ねるのと同じことです。

電化製品や衣料品などとは違い、これからの家は最低50年は住み続けなければならず、基本的にやり直しはきかないということを真剣に考えていただきたいのです。

特に、身体機能や免疫が未発達の子供たちにの健全な成長を図るためにも住環境は非常に重要です。

そして、人間誰しもが年老いていくわけで、免疫が低下していく60代以降の健康にも大きく影響するのです。

マイホームを検討している方に伝えたいのは、省エネで快適にそして健康に暮らし、地震にも強く、家を長持ちさせるには、家の性能(中身)同様に、これまでの住まい方も変える必要もあります。

中途半端に気密性や断熱性が高まった現代の家で、従来の暮らし方を続けると、湿気や結露によってカビやダニが発生しやすくなったり、換気や通気不足により、住まいと住む人の健康を阻害する可能性が、大きいということをご理解いただきたいと思います。