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高性能住宅の必要性(死亡原因と死亡場所の関係)その2

今回も住む人の健康守る為の住宅高性能化の必要性について<br />考えるです。<br /><br />前回の続きで、死亡原因と死亡場所の関係についてです。<br /><br /><br />下記の表は、前回もご紹介した日本公衆衛生学会が「気象<br />条件・死亡場所が死亡原因に与える影響」と言う内容で調<br />査した結果です。<br /><br /><img src=”http://samidare.jp/m-seino/box/20150221204205-2.jpg” border=”0″ width=”450″ height=”300″><br /><br />前回までのお話しは、<br />心疾患や脳血管疾患、溺死・溺死は、温度の低い冬期の死<br />亡率が高くなり、温度の高い夏期に少なくなること。そし<br />て病院での死亡率は低下していますが自宅での死亡率は、<br />減っていないこと(これは病院と自宅の夏の室内温度の管<br />理が影響している・・・)暑さを我慢することでも疾患を<br />悪化させていること などでした。<br /><br />    <br />では、このデータで特に注目して頂きたいのは溺死・溺水<br />で、病院での死亡率よりも家庭の死亡率が圧倒的に高く、<br />しかも冬期の死亡率が夏期とは比較にならないほど高いこ<br />とです。<br /><br />家庭での死亡率が高くなる原因は、入浴時の室内温度(ヒ<br />ートショック)が原因であることが考えられます。(入浴<br />時に寒い脱衣所で服を脱いで、風呂場に入った時点でヒー<br />トショックを起こし、風呂の中で転倒し溺死・溺水に繋が<br />っているケースです。)<br /><br />心疾患・脳血管疾患・溺死・溺水の死亡率を軽減するには<br />ヒートショックを起こさせない快適な温熱環境を持った住<br />環境が重要です。<br /><br />足を滑らすなど加齢による単純な原因も考えられますが、<br />夏期と冬期の極端な死亡率の差から類推できるのは、暖<br />房室と浴室・トイレ・廊下などの極端な温度差です。<br /><br />健康を維持するためには、温度差の少ない住環境が必要<br />なことが判ります。””