2025年6月21日
不動産売買の二つの方法
不動産の売却についてご紹介します。
実は売却には2種類のやり方があり、不動産会社が直接不動産を買い取る「買取」と、不動産会社が売主と買主の間に立ち取引する「仲介」です。簡単にご説明します。
【買取】
不動産会社等が直接不動産を買い取る方法です。その後に建物を建てることを想定して、不動産だけでなく、ハウスメーカーなどが買い取ることもあります。買い取った後は名義がそのハウスメーカーになるので、他の住宅会社が参入できなくなるからです。
「メリット」
・複数区画や、複数宅地に分けられるような大きな宅地だと、買い取ってもらえるので後々便利
・とにかく早く売りたい人におすすめ
・近所に秘密裏に進められる。
「デメリット」
・買い取った業者が造成や分筆する費用が乗るので買取費用は若干安くなる可能性あり
【仲介】
不動産会社が売主と買主の間に立ち、「仲介役」となって不動産を取引する方法です。買主は一般的には、「個人等の一般消費者」になるケースが多いです。
「メリット」
・基本的には、売主が売りたい値段で売りに出せる(売れる値段で出さないと売れないので、その辺は不動産のアドバイスを聞きつつ)
・第3者の不動産が買主との間に入るので、少しは安心?
「デメリット」
・複数宅地を一般の方が売りに出すことは出来ない(基本、1宅地を売りに出す場合限定だとお考え下さい)
・売り出し条件によっては売却までに時間がかかることもある
・仲介手数料が発生する。(売り出し価格に対して「(売買価格 × 3%)+ 6万円 + 消費税」がかかります。2000万円だと約73万です、大きいですね💦)
・販売のためネットやチラシに物件情報が載るので、近所に知られてしまう
町の小さな不動産屋さんだと、買い取りではなく仲介をお勧めしてくるケースもあります。どちらがいい制度というわけではないので、ご希望に応じて選択されるのがいいと思います。
弊社はどちらも対応可能です。
弊社で取り扱いしている不動産情報はコチラです。
- 加納貴志