2025年8月11日
夏の間に汚水桝のチェックを!
先月の雨水桝のお話に続いて、今回は汚水桝についてです。
キッチン、お風呂、トイレ、洗面など、生活排水は家の周りにある汚水桝を通って、最終枡から下水道に流れ込みます。お風呂や洗面はまだいいとして、キッチンは油汚れ、トイレは溶け残りのペーパーや流せる掃除道具などが詰まりやすい場所です。
一度お家の外に出て、キッチンやトイレの場所にある汚水桝を開けて中をチェックしてみてください。
マイナスのドライバーを差し込んでクイっとすれば簡単に取れます。
油汚れなどがある場合は、水温が高く溶けやすいこの時期に掃除するのがベストです。
【高圧洗浄器をお持ちの方】
とりあえず見える範囲しか掃除できませんが、出来るだけ先端を奥まで突っ込み、豪快に高圧洗浄器で配管の汚れを落としてください。相当な汚れの場合は、一度に流すと先で詰まることも考えられるので、状況に応じて徐々に落としていった方がいいかもしれません。
【高圧洗浄器がない方】
バケツに若干高温(牛脂や豚脂を溶かす温度の、できれば50℃以上)のお湯をためて、キッチンのところから一気にざーと流し込んでください。また、キッチンとは別に、もしトイレが上流側だとそこにも大量の水を流し込んでもいいかもしれません。
【掃除以降に日常のお手入れ】
特にキッチン排水に、冷えると固まるような煮汁、肉などの下茹でした排水を捨てないか、捨てる際は分解発酵液などを活用して捨てるようにしましょう。ネットなどを見ると、EM活性液を米のとぎ汁などで希釈して、EM発酵液を作り流すと配管内の汚れが徐々に取れると見ました。試したことある方、是非結果を教えてください。
- リフォーム部