2025年8月21日
太陽光の余剰電力は蓄電池ではなくエコキュート!?
太陽光発電を乗せた方(乗せたい方)で「蓄電池ってどうなの?」ってお考えの方、多いと思います。
実際のところは私もわかりませんが、容量にもよりますが150~250万近くの初期投資が必要で、元を取れるかというとなかなか踏み切れない方も多いと思います。
そんな方に提案の一つとして、「太陽光の日中の余剰電力でエコキュートでお湯を沸かし、電気ではなくお湯をためる」というのはいかがですか?
【メリット】
◆エコキュートはほとんどの家にあり、これから新築の方も9割エコキュートだと思うので、追加出費にならない
◆夜お湯を沸かすのではなく、日中沸かすので、最もお湯を使用する夕方~夜にかけての保温ロスが削減できる(保温は1日0.2~0.5kWh程度ですが)
◆日中の方が気温が高いのでヒートポンプの消費電力も少なくて済む
【注意】
◆これから導入される方は太陽光発電連携機能がある機種を選ぶ
◆既築の方でエコキュートにその機能がないときは、時間設定をずらして“だまして”使う
【容量換算について】
蓄電池は、金額的にも5kWhくらいを導入される方が多いと思いますが、5kWhの蓄電池の実使用可能容量は80~90%程度なので、約4.2〜4.5kWh程度です。
一方、460Lエコキュートの1日の消費電力量は2〜3kWhですが、冬季や外気温が低い時期は 3〜4kWh になることもあります。
つまり乱暴に言うと、460Lエコキュートでお湯を沸かす容量と5kWhの蓄電容量はニアリーイコールということになります。
【対応エコキュート紹介】
◆三菱電機 お天気リンクAI | 機能情報 | 三菱 エコキュート | 三菱電機
◆Panasonic ソーラーチャージ|特長一覧|エコキュート|給湯・暖房|Panasonic
- 加納貴志