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都市ガス vs プロパンガス

オール電化全盛の中、最近ガスを併用する方が増えたような印象です。

カンタ君を使いたいという明確な目的がある方や、電磁波問題などでIHではなくガスがいいという方など様々です。

 

さて、ガスは都市ガスとプロパンどちらがいいでしょうか?

 

郊外などでそもそもプロパンしか使えない方は選択の余地がないですが、仙台市内など都市ガスエリアでもプロパンを使うことは出来ます

供給区域等 | 仙台市ガス局について | 仙台市ガス局ホームページ

 

下記、それぞれのメリット・デメリットを簡単にまとめてみました。

都市ガス プロパン
対象エリア 仙台市ガス局供給エリアのみ 基本的にどこでも対応可(ただし基地局から30分で駆け付けられるエリアに限られるなどの制約もあり、ガス会社は選べないケースもある)
災害時復旧性 道路配管が破損したときなどの復旧には時間がかかる 個別供給なので災害には強い
初期費用 道路から宅内への引き込みまではガス局が工事してくれるが、宅内配管は自費なので、距離が長いと数十万で効かないケースもある 基本的には設置等の工事がガス会社がやってくれる(ガス会社によって差が出る可能性あるので、いくつか聞いた方がよい)
使用量単価 基本的に安い(従量単価:約180円/m³) 基本料金+従量料金とも都市ガスより高め(相場約350円/m³)
その他 ガス配管も埋設でスッキリしている、さらに直結なのでガス切れの心配はない ボンベが家の外に立つのでデザイン的には野暮ったくなる

 

ここで、「プロパンは単価が高いから初期投資が多少高くても都市ガスがいい」というご意見に対するプロパン会社は下記のように説明しています。確かに一理ありますね。

都市ガス(メタン):CH4+2O2→CO2+2H2O+熱 標準状態の発熱は約9,000 kcal/m³

プロパン:C3H8+5O23CO2+4H2O+熱 同じく約22,000kcal/m³(同じガス体積で都市ガスの2.5倍のカロリー)

さらによくよく計算していくと、同じカロリーを得るためには、実質プロパンの方が安くなるケースもあります

 

どちらがいいとか悪いとかではありませんが、プロパンは高いからダメっていうのも実際は違うかもしれないので、ガスを検討されている方はよく吟味されることをお勧めします。

 

という我が家はオール電化です(笑)