2026年8月24日
【気密の悪い家は欠陥住宅?】高気密すぎると息苦しいというトークの嘘
未だに残る「高気密住宅」への大きな誤解と嘘
大東住宅の高橋です。ハウスメーカーの営業マンから「あまり、高気密にすると息苦しくなりますよ」「家はある程度隙間があって息ができる方がいいんです」といった説明を受けたことはありませんか?
実はこれ、私たちの視点から見ると完全に逆の話なのです。
気密性能(C値)が悪い家こそ、正しく換気が行われず、空気が澱(よど)んで息苦しい住宅になってしまうのが現実です。
今回は、断熱住宅の先進地・北海道の公的資料や身近な例えを交えながら、後悔しない家づくりに不可欠な「気密の真実」をお話しいたします。
1. 穴の開いたストローでジュースが上手に飲めますか?
建築基準法では「2時間に1回、家全体の空気が入れ替わる換気設備」の設置が義務付けられています。
しかし、気密性能(C値)が低い家では、どれほど高価な換気システムを導入しても計画通りの換気は一切できません。
理由を一言で言えば、「穴の開いたストロー」と同じ原理だからです。
気密が高い家(C値が良い)→ 空気の入り口と出口が明確なため、居室や寝室はもちろん、部屋全体が新鮮な空気が行き渡ります。
気密が悪い家(C値が低い)→ 排気ファンが回っても、ファン周辺の「目に見えない隙間」から近くの空気を吸い寄せ排気口周辺の空気だけ排出するだけです。
結果的に肝心の居室や寝室の空気は換気されず、澱んだまま放置されてしまいます。
ホースが壊れた掃除機で、ガムテープで塞いでも、吸いこみが悪くなる経験は、多くの方がお持ちではないでしょうか。
北海道のリフォームセンターの資料でも、「C値が1.0cm²/m²というまずまずのレベルであっても、給気口から正しく取り込める空気量は全体の50%程度に過ぎない」というデータが明確に示されています。

計画通りの給気が満たせない住宅は、厳しい言い方をすれば「ある意味で欠陥住宅」と言っても過言ではありません。
2. なぜ「隙間換気」で大丈夫だと錯覚してしまうのか?
「昔の家でも隙間風が入ってくるから大丈夫では?」と思われるかもしれません。
しかし、隙間風によって空気が動くのは、温度差換気といって「室内と屋外の温度差が最低でも10℃以上ある厳しい冬場」だけです。
冬場は窓を少し開けただけで冷気が流れ込みますが、夏場はどうでしょうか?
窓を全開にしても、風が強く吹かない限り室内の空気は動きませんよね。
そのため、春から秋にかけて内外の温度差が少ない季節になると、隙間による換気は機能しなくなります。
築年数の経過した隙間が大きい家でも、夏の夕方に帰宅したとき「モワッと空気・熱気が澱んでいる」と感じるのはこれが原因です。
3. 国のテキストにも明記されている「気密を確保すべき4つの理由」
現在、国が進める省エネ基準では、不可解なことに明確なC値(気密)基準が義務化されていません。
そのため、多くの大手ハウスメーカーでは気密検査を行わず、見せかけの「ZEH」や「省エネ風」の住宅を建て続けています。
しかし、業者向けの公的テキストには、気密性能を確保しなければならない理由がはっきりと明記されています。
・漏気負荷を減らし、省エネルギー化と室内環境の快適性を向上させる
・壁内部への水蒸気の侵入を抑制し、断熱性能の低下を防止する
・ 壁体内結露(内部結露)を防止する
・ 計画換気の性能をしっかり保持する
要するに、「気密が悪いと冷暖房の効率が落ちて光熱費が高くなり、不快な上に換気も効かず、壁の中がカビだらけになって家も人も病気になる」ということです。
4. 契約前に依頼先へ必ず確認すべきポイント
後悔しないマイホームを手に入れるために、検討中の住宅会社へ真っ先に確認・依頼していただきたいのは以下の点です。
・ 全棟で「気密検査(C値の測定)」を実施しているか?
・ 完成時のC値は、「最低でも1.0以下(できれば0.5以下)」を保証しているか?
・ 将来の気密劣化の対策はとられているか
【自信があるから「公開気密検査」を実施中】
大東住宅では、見せかけの数値ではなく本物の性能をお約束するため、以下のダブル保証を行っております。
・ 中間時・完成時の気密検査の実施し、 完成時「C値 0.5以下」を保証
・ 10年後の「C値 1.0以下」を保証
さらに、モデルハウスや実際の建築現場にて、実際の気密測定の様子をご覧いただける【公開気密検査】を定期的に開催しております。
気密検査が当たり前になれば、宮城の家づくりと住まいの耐久性は劇的に向上すると信じております。
「本物の高気密住宅の空気感を知りたい」「実際の気密測定を見てみたい」という方は、ぜひお気軽に大東住宅の公開気密検査へ足をお運びください。
- 高橋一夫







