2026年9月23日
【高橋の家づくり失敗談】デザインや設備、広さを優先して後悔
家づくりの最大の目的は「家族の幸せ」
大東住宅の高橋です。 家づくりの動機は人それぞれですが、誰もが願う共通かつ最大の目的は「家族の幸せを実現すること」にあります。
そして、その幸せの源は「日々家族みんなが健康に暮らすこと」ではないでしょうか。
人生の約60%という長い時間を過ごす「住まいの環境」は、私たちの健康に直結しています。
しかし、現実の家づくりでは、予算や・デザイン・広さ・最新設備が重視され、肝心な「住み心地や健康」を左右する気密や断熱、換気や通気といった要素は、どこか後回しに(妥協)されがちです。
今回は、私自身の失敗談も交えながら、家づくりで絶対に間違えてはいけない「優先順位」についてお話しいたします。
1. 実は私自身、2度の家づくりで失敗
住宅業界に長年身を置く私ですが、恥ずかしながら過去に2度の家づくりで失敗を経験しています。
1件目の家(20代): 親と同居するための二世帯住宅。「広さと間取り」を優先。
2件目の家(30代): 家族4人で暮らす家。あろうことか見栄を張ってしまい「外観・内装・設備」を優先。
特に2件目の家は、気密や断熱、換気も、それなりに考慮したつもりでしたが、結局は中途半端に妥協してしまい優先順位を間違えてしまったのです。
当時は、TV局からの取材なども入り、他人から見れば「デザイン性も高く立派な家」に見えたと思います。
しかし、実際に住んでみると、部屋間の温度差や夏の湿気に悩まされ、理想とはかけ離れた住み心地でした。
当時、外断熱のモデルハウスの清掃や花の手入れなどの手伝いをしていた妻からは、なぜ同じ会社で建てた家なのにこんなに環境が違うのと散々嫌味を言われました。
結果として、住み心地の悪さにくわえ、妻や幼い2人の娘(妻は喘息、二人の娘はアトピーに悩んでいました)に大きな負担とストレスをかけてしまったのです。
見た目や設備の満足は一時で、住んだ瞬間に慣れてしまいますが、「住み心地の悪さ(寒さ・暑さ・空気の汚れや湿気)」は、毎日のストレスとなり大きな不満になってしまいます。
2. 人が体内に取り込む物質の「85%」は空気
健康の3大要素といえば「栄養・休養・運動」ですが、これに「水・空気」が加わると5大要素となります。
水については、多くの方々が意識するようになりましたが、空気の汚れは目に見えないだけに疎かになりがちです。
人間が生涯で体内に取り入れる物質を「重量比」で換算すると、なんと85%が「空気」であり、その大半が「室内の空気」です。
昨今、空気清浄機の設置率は高まってきましたが、出来れば空気清浄機に頼らずともきれいな空気の中で暮らしたいものです。
目に見えない空気の汚れが原因?
環境アレルギーアドバイザーとしての活動を通して、多くの方々の相談を受ける中で、原因不明の不調、疲れ、頭痛や肩こり、アレルギー(喘息・アトピー・花粉症)の悪化の背景には、室内(特に就寝時)の「空気環境」が大きく関わっていると日々痛感しています。
ヒートショックのリスク:日本では、急激な温度差によるヒートショック(入浴中などの室内死亡事故)で、交通事故の4倍以上もの方が亡くなっています。
近代看護の母・ナイチンゲールも著書の中で「病気の回復を妨げるのも、健康な人が病気を引き起こすのも、最大の原因は『空気の汚れ』と『身体の冷え』である」と説いています。
3. 屋根や壁・設備は直せるが、「気密・断熱」は後から直せない!
これから家を建てる方に一番知っていただきたいのは、「家づくりの優先順位」です。
第一優先: 家族の健康を守る空気環境と温熱環境(気密・断熱・換気・通気)」
第二優先: 予算・暮らしやすい間取り・デザイン・設備
内装もキッチンなどの設備も、将来リフォームで交換が可能です。
しかし、日々の住み心地や家族の健康、家の耐久性や資産価値を左右する「構造部分の気密・断熱」だけは、家を解体(スケルトン化)しない限りやり直すことができません。
気密や断熱を妥協した家で快適さを求めると、光熱費や修繕費(ランニングコスト)がかかり、結局は節約のために寒さ・暑さを我慢する悪循環に陥ってしまい、健康にも影響を及ぼし、家の劣化により、将来の資産価値まで損なわれてしまうのです。
家づくり=家族の幸せづくり
予算やデザイン、設備や広さも重要な要素ではありますが、そこに捉われるのではなく、日々の快適な住み心地と住んでからの「光熱費」「メンテナンス費」「家族の医療費」まで含めたトータルコストで考えることが大切です。
大東住宅が創る「外断熱・ソーラーサーキットの家」は、家中どこにいても温湿度が一定で、綺麗な気が巡る「深呼吸したくなる住まい」です。
私の失敗体験を、皆様の家づくりに活かしていただきたいと思っています。
コストダウンの考え方や後悔しない家づくりのポイントなど、詳しく聞きたいという方は、お気軽にご相談ください。
- 高橋一夫







