2026年9月12日
【エアコンはつけっぱなしが正解】こまめに消すが逆に電気代を高くする理由
エアコン嫌いを克服!「外断熱×24時間連続運転」で年間光熱費を抑える暮らし方
大東住宅の高橋です。「エアコンをつけると風が直接あたって寒すぎる・暑すぎる」「音がうるさくて落ち着かない」「喉や肌が乾燥する」そうした理由でエアコンが苦手という方は案外多いのではないでしょうか?
実は、エアコンが苦手な方の多くにはある共通した「使い方」があります。
それは、「使う部屋だけ・寒い・暑い時だけスイッチを入れる(局所・間欠運転)」という使い方です。
「もったいない」という節約の気持ちからこまめに消したくなるものですが、実はこの使い方こそがエアコンの不快感を生み出し、逆に電気代を高くしてしまう最大の原因なのです。
今回は、なぜエアコンは「連続運転(つけっぱなし)」の方が省エネで快適なのか、その仕組みをお話しいたします。
1. なぜ「こまめに消す」と不快で電気代が高くなるのか?
エアコンが最も大量の電力を消費し、強い風と大きな音を出すのは「スイッチを入れた直後から設定温度に到達するまでの間」です。
車の運転に例えるなら、赤信号でストップ&ゴーを何度も繰り返すようなもので、エンジンに大きな負荷がかかり、燃費が一気に悪くなります。
風と音が不快になる理由: 吹き出し口から出る空気の温度は、暖房時で40℃〜50℃、冷房時で12℃〜15℃にもなります。
室内が冷え切っている(温まり切っている)状態でスイッチを入れると、設定温度に近づけようと最大パワーで温風・冷風を吹き出すため、身体にあたって強い不快感を生みます。
消すとすぐ元通りになる理由: 家の断熱・気密性能が低いと、消した瞬間に壁や天井、床の表面温度の影響によって、あっという間に不快な温度に戻ってしまいます。
一方、設定温度に達した後の「つけっぱなし(連続運転)」は、一定の速度で走り続ける高速道路のドライブと同じです。
送風や微弱運転で温度を維持するだけなので、消費電力は驚くほど小さく抑えられます。
2. なぜ普通の家では「設定温度28℃(冷房)」が暑いのか?
環境省の「クールチョイス」運動などで「夏の冷房は28℃、冬の暖房は20℃」が推奨されていますが、「普通の家で28℃にしたら暑くていられない!」と感じたことはありませんか?
それもそのはずです。断熱性能が低い住宅では、日中に40℃〜50℃まで熱せられた屋根や壁から、夜になっても熱(輻射熱)が室内へ放射され続けています。
そのため、壁面の表面温度が上がり、体感温度が高くなり、設定温度を22℃~25℃まで、下げざるを得なくなります。
その結果、冷え過ぎて体調を崩す「エアコン病」や自律神経の乱れを引き起こしてしまうのです。
外断熱の家なら「冷房27℃〜28℃」で家中快適!
壁の外側ですっぽりと家を包み込む「外断熱の家」なら、外からの日射熱や壁面の熱ごもりをしっかり遮断することで、壁や床、天井面の表面温度も抑えられるので、湿度を60%前後にコントロールすると、27℃~28℃でも快適に過ごせます。(扇風機やサーキュレーターで効果アップ)
冬場においても、木材や基礎を含めた、構造そのものに熱を蓄えられるので、輻射熱の効果によって20℃前後の室温でも十分に快適な体感温度となります。
120㎡(約36坪)ほどの広さであっても、ドアを閉め切ったりせず、オープンな暮らし方を心がければ、わずか1台〜2台のエアコンを24時間連続運転(夏27〜28℃/冬20℃設定)にするだけで、家中どこへ行っても温度差が2℃〜3℃以内のサラリと快適な空間が保たれます。
連続運転にすることで、設定温度を上回ったり、下回った時にだけに弱運転となりますので、嫌な風や音を感じることもありません。
結果的に、冷暖房費も、年間通して驚くほど安く収まります。
3. 冬の「乾燥感」と「加湿器の結露リスク」の正しい対策
冬場、エアコン暖房で喉や肌の乾燥が気になる方も多いと思います。
石油ファンヒーターなどは燃料が燃える際に大量の水蒸気が発生しますが、過度な湿気は、窓ガラスなどの表面結露にくわえ、床下や壁内、天井裏の目に見えない「内部結露」を引き起こし、カビやダニの温床にもなり、家そのものの腐朽リスクも高くなります。
WHO(世界保健機関)でも「冬場の室内温度は18℃以上と推奨し、湿度は35%を下回らないこと」とされています。
冬場は過度な加湿器に頼り切るのではなく、「40%前後の湿度を目安に、部屋干しや観葉植物、こまめな水分補給やのど飴で補う」というバランスの良い工夫が、家も身体も健康に保つコツです。
住まいの性能を活かして「ストレスフリーな暮らし」を
どんなにお金をかけて良い家を建てても、昔ながらの「部屋を締め切って使う時だけスイッチを入れる」という暮らし方を続けていては、性能を100%活かすことはできません。
※ 就寝中や長時間不在にする時などは、設定温度を1~3℃上げたり、下げたりし調整してみてください。
これまでの冷暖房は、空気を温めたり冷やしたりするという考え方ですが、外断熱の家は、構造そのものの温度を一定にすることで大きなメリットが生まれます。
完全外断熱による高レベルな気密・断熱性に衣替えの機能と計画換気が揃った「外断熱・ソーラーサーキットの家」だからこそ、エアコンの連続運転という賢い使い方が活きてくるのです。
「実際の光熱費を確認したい」「うちのエアコンの使い方、間違っていたかも?」「家中どこでも一定の温度で過ごせる外断熱の住みごこちを試してみたい」という方は、ぜひ大東住宅のモデルハウスへお気軽にお越しください。
- 高橋一夫







