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よく聞くUA値って何だろう?

最近よく耳にするUA値というワード、何だろうという方はいらっしゃいますか?難しい話は抜きに手短に解説したいと思います。

 

【UA値の定義】

外皮平均熱貫流率といって、簡単にいうと、単位面積(家の外気に面する面積)あたり、どの程度の熱が漏れるかという指標になる数値です。下記のような前提があります。

・数値は小さい方がよい

・建物の大小によらない

・換気熱損失は含まない

・気密は考慮されていない

・家全体の平均値(UA値のAはAverage)で表される

 

【基準】

宮城県はⅢ地域~Ⅴ地域までありますが、基準は下記の通りです。

一般的には宮城はⅣ地域と思えればいいと思いますが、Ⅴ地域って最南端だと宮崎や大分も含まれます。同じでいいのでしょうか?

 

【算出方法】

UA値はあくまでも理論値であり、お家のパーツごとの平均値です。床、窓、天井など、それぞれの数字の平均なので、壁が断熱薄くても、天井にたっぷり断熱するなどで数値をよくすることは可能です。また窓を少なくするだけも、数字はよくなります。また家の気密(隙間)は考慮されていないので、気密測定をしてない家のUA値は、言い方はちょっと過激ですが、あまり意味のない数字という風にも言えます。

 

次回以降、以前の基準値として用いられていたQ値との違い、実際の省エネ性能としての光熱費の計算方法、UA値はどこまで上げればいいのかなどについてお話します。