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お蔵入りの記事 〇 高層マンションの怖~い話

昨年、出版させていただいた「外断熱が家族を守る」ですが、当初、書籍の中でも紹介しようと考えていた記事がありました。

結局は、家の話でもなく、ページ調整の関係で、お蔵入りにしましたが、私のブログを見てらっしゃる方で、もし、マンション購入を検討なさってる方は、一つの情報として頭の片隅に置いていただければ幸いです。

こうした問題は、大手デベロッパーや不動産会社が広告のスポンサーであるメディアでは、なかなか取り上げられることはありませんが、マンションの高層階には様々な危険が潜んでいます。

手短に紹介させていただきます。

業界歴の長い人間は、大体わかっている話ですが、マンションの場合、高層階になればなるほど、妊婦の流産率が高まり、1.2階で住んでいる方に比べ、6階以上に住まわれる方は3倍以上、10階以上になると何と12倍も、流産比率が高まることはご存知でしたか。

さらに、小さなお子さんの成長にも色々な問題が生じるようです。

精神的に落ち着きのない子供になったり、きれやすく凶暴になったりとか、逆に鬱になりがちになったりというケースが多いのも、業界では暗黙の常識です。

その他にも、アトピー疾患の比率が高いとか、低体温症になりがちで、免疫力が落ち、病気になりやすいとか、様々な報告が出されています。

先日も、マンションの高層階に住む人は低層階に住む人に比べ、心筋梗塞などで心臓が止まった後に生き延びる割合が低いとする研究結果が一部で報道されましたが、心停止で病院に運ばれ、生きて退院できた割合は、1~2階の4.2%に対して、3階以上で3.2%、16階以上で0.9%、25階以上ではゼロだったそうです。

http://kenko100.jp/articles/160202003774/#gsc.tab=0

上記の記事はあくまで、心停止になった場合のデータですが、心停止ではなく脳疾患や心疾患で倒れた場合はどうでしょう。

生存率はもちろん、後遺症や回復状況など様々な面で、差が生じることと思います。

これ以上の話は、何かと差し障りがあるので、控えさせていただきますが、ご興味のある方は、「高層マンションの危険」とかのキーワードで検索してみて下さい。

恐ろしくなるような記事がたくさん出てくるはずです。

こうした現象は「高層階病」と呼ばれており、海外では、法律で高層マンションに対して、何らかの規制が設けられています。

例えば、イギリスでは、育児世帯は4階以上に住まないように法規制されており、何の規制もない日本とは、家の断熱同様、大きな違いがあります。

人口減少を抑えるために、出生率アップの議論が様々な形で、展開されておりますが、こうした問題は、議論されず、表面化されることはないのです。

なぜでしょう・・・?

「外断熱が家族を守る」の中には、マスコミでは紹介されない内容の記事を様々紹介しています。

この世の中には、色々な力がはたらき、私達には、知らされていない真実がたくさんあります。

それは、家づくりの問題だけではなく、日々の生活や将来の暮らしに関連する事や、政治や経済・外交などの分野にいたるまで、多岐に及びます。

つまり、私達は単に情報を鵜呑みにせず、考える力と真実を見抜く力を養っていかなければならないのです。

そして、結局は自分・家族の健康や財産は、自分で守るしかないという現実を理解しなければならないのではないでしょうか。

いずれにしても、新婚さんやお子さんが小さいご家庭の方は、マンションの高層階には住まない方が、賢明だということをお伝えしたいと思います。

※ 家を建てて下さいとは申しません。せめて買うなら4階以下です。