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坪単価のからくり NO3

坪単価を実際の床面積より広い施工面積にて表示し、メーターモジュールにより見た目の面積を増やす事で、坪単価を安く見せつつも、建築費総額の引き上げを図っているローコストメーカーですが、本体工事以外の別途工事や付帯工事にどの位必要なのかを理解しているお客様はあまりいらっしゃいません。

ここでざっと別途工事となるものをあげてみましょう。

○外部給排水工事 ○雨水排水工事 ○下水道接続工事 ○電気引き込み工事 ○仮設工事(電気・水道・トイレ)○仮設足場工事○2階トイレ・洗面所 ○勝手口 ○和室真壁仕様 ○一室を超える和室○和室障子○面格子/出窓○網戸○照明器具○エアコン○暖房器具○カーテン工事 その他にも出隅や入隅の数・2階部分の比率・屋根勾配・軒の出・スイッチ・コンセントの数など少しでも基準をはずれると追加・変更工事が発生する仕組みになっています。(会社により微妙に違います。)

そして諸費用や諸経費にも、本来工事費に含まれるような費用が別途に計上されているケースが多いので注意が必要です。

○地盤調査費用 ○気密検査費用 ○各種検査費用 ○工事管理費用 ○設計管理費用 ○確認申請諸費用 ○オール電化申請費 ※ 設計変更や仕様変更には変更手数料が発生するケースがよくあります。

こうした費用が、さらに価格にプラスされる為に、あっという間に坪40万はおろか50万をゆうに超えてしまい、とてもローコストとは呼べない住宅が非常に多くなっています。

さらに業界では、契約時点の内容にプラスして、追加や変更の工事を多くとる事こそが腕の見せどころみたいな風潮もまだ残っているのも現実の話です。

さらに、最近では坪単価ではなく、小さな建物をベースにした総額表示の会社も出没してきました!

しかしながら、坪単価にせよ総額にせよ価格を前面に出している会社は、大なり小なり安い価格を入口にお客様を呼び込む営業手法の会社が大半です。

価格で満足するのは、初めだけで後々後悔するケースが多いのは紛れもない現実です。

あくまで大事なのは、入り口の価格ではなく出口の価格であり、総額を示した最終価格ですのでくれぐれもご注意下さい。