2026年7月13日
知っておきたい!「マウスの実験の怖い話」
こんにちは。大東住宅の高橋です。
皆さんは、日本の建築の専門家の間ではとても有名ですが、一般の方にはほとんど知られていないマウスによる「ある衝撃的な実験」をご存知でしょうか?
以前、「住まいと健康に関するセミナー」に、パネラーとして、ご一緒に参加させていただとき、実際にこの実験を行った静岡大学の有馬教授(現在は名誉教授)から直接お聞きした貴重なお話をご紹介します。
これから家を建てるすべての方に知っていただきたいお話です。
〇マウスの実験で信じられない結果が!
有馬教授は、【木】【金属】【コンクリート】という3種類の異なる素材の箱を用意し、それぞれの中でマウス(ネズミ)を飼育して子供を産ませ、その後の生態を観察しました。
生まれてきた子マウスが、23日間にどれだけ生き残れるかを調べたところ、その結果はあまりに切なく、衝撃的なものでした。
〇 子マウスの23日後の生存率
- 木の箱:85.1%(ほとんどが元気に育つ)
- 金属の箱:41.0%(半数以上が死んでしまう)
- コンクリートの箱:なんと、わずか 6.9%
コンクリートの箱では、130匹生まれてきた子マウスのうち、生き残れたのはたったの9匹しかいませんでした。
さらに、生き残ったマウスたちの成長スピード(体重)や、目が見えるようになるまでの日数、さらには内臓(子宮など)の発育状態にいたるまで、木製の箱で育ったマウスが圧倒的に良好で健康的という結果が出たのです。
〇なぜ、ここまで極端な差がついたのか?
原因は、素材が持つ熱伝導率「熱(体温)を奪う力」の違いにありました。
木は熱を伝えにくいため、一度温まると冷えにくい特徴があります。しかし、金属やコンクリートは、熱伝導率が高いために、容赦なく体温を奪っていきます。 そのため、コンクリートや金属の箱の母親マウスは、自分の体温を維持するために常に箱の中を動き回らなければなりませんでした。結果として、子供にじっと腹ばいになってお乳をあげる(授乳する)時間が短くなり、子マウスたちは栄養不良や低体温になって命を落としてしまったのではないかという推察でした。
さらに恐ろしいことに、この実験では「精神面(心)」にも大きな差が生まれました。
木の箱の母親は豊かな「母性」を持って優しく子育てをしましたが、コンクリートや金属の箱の母親は、過度なストレスからか子供をまともに育てようとせず、あろうことか弱った子マウスを食い殺してしまうという凶暴性が現れたそうです。
もちろん、これはあくまでマウスを使った実験であり、人間にそのまま当てはまるわけではありませんし、実際の家づくりでは、鉄骨やコンクリートの建物でも、断熱材や内装材が貼られます。
しかし、木という素材が持つ「熱伝導率の低さ(温もり)」や「優れた調湿機能」が、生き物の心身にどれほど優しいリラックス効果を与えているかは、この実験からも明らかではないでしょうか。
最近では国も、低層の公共建築物の木質化を進めており、木造の保育園や幼稚園、小、中学校が増えてきましたが、一昔前まではコンクリートや鉄骨の無機質な校舎が一般的でした。もしかしたら、そうした環境が子供たちの心身にストレスを与え、現代のいじめ問題やアレルギーや様々な疾病の一因になっているのではないかと、私は考えており、娘には、孫の保育園や幼稚園は、絶対に木造の施設にしなさいと伝えています。
〇人偏(にんべん)に「木」と書いて、「休む」
漢字の成り立ちを見てみてください。 人偏(にんべん)に「木」と書くと、「休む」という字になります。
私たち人間が、心からリラックスし、自律神経を整えて、生まれ持った「自己治癒力」を最大限に発揮できる場所──それはやっぱり、本物の「木」に包まれた空間ではないでしょうか。
いくら、デザインや設備が豪華であっても、そこに住む家族の生命力を奪ってしまうような家であっては絶対にいけません。
大東住宅が、自然素材にこだわり、「五感に響く木の家」を追求し続けている理由はここにあります。
ぜひ、私たちのモデルハウスで、本物の木が醸し出す爽やかな香りと、どこかホッとする温もりを体感してみてください。体の中の細胞に、酸素や栄養がいきわたり、エネルギーに満たされる心地よさを感じていただけるはずです。

- 高橋一夫







