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50立米(りゅうべい)

写真は、宮城野区(井戸谷地、東砂原付近)にある田んぼと、そこに積み上げられている土の山、等です。

田んぼは、大震災時の津波により塩害の影響を受けたため、除塩のために表面の土を削り、削った土を指定の場所へ運ぶために、写真のように積み上げているそうです(なかなか運び出されないのか、草が生えている土の山も数多くありました)。・・・・・「農地復旧 除塩工事中」という旗が、そこかしこで風になびいてました。

そして、一つ一つ整った形に積み上げられているのも理由があるそうで、運び出した土の量を記録するため、50立米(りゅうべい)を一つの山の単位(量)とし、また、その量を測りやすいようにこのような形に積み上げているそうです・・・・・偶然にも、その測量を終えたと思われる方々(測量に使う道具をもっていました)に遭遇しました。

また、少し離れた田んぼには、数名の作業服を着た方々が並んでおり、この方々は田んぼに残った石等を取り除く作業をしているのだそうです(この作業も、かなり根気がいる作業だと思います。)。  

《上記の内容は、先日の休日、普段の運動不足解消(にはほど遠いですが)と気分転換のため、息子から譲り受けた自転車で久しぶりに走ったときに、遠目に入った土の山の形がとてもきれいに揃って(誤解を恐れずに言いますと、そのように感じました)並んでいたため気になり、作業している方に聞いたものです。お忙しいところ丁寧に教えていただきまして、ありがとうございました。》

≪追≫付近では新しく建てられた(と思われる)家も見かけたのですが、2階建ての家なのですが、2階部分の床面積が1階部分より少し広いように見え、(将来発生するかもしれない津波を想定したのか)よく見ると1階部分は全体が倉庫で、2階部分に生活(居住)空間のすべてを持ってきているように見える家でした。(建てた方々が以前から住んでいた方かどうかは私にはわかりませんが、どのような想いでこの場所に、そしてこのようなかたちで建てたのか、自転車から降りて、暫しの間想い巡らさずにはいられませんでした。)

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