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住環境と介護の関係

厚労省が平成25年に発表した、介護が必要となった原因だそうです。

※ 昨年は認知症が脳卒中を上回ったようです。

介護は様々な複合的要因によりもたらされますが、住まいの環境がもたらす影響も少なくありません。

家の温度差によるヒートショック・寒い家に暮らすことでの行動量の不足から、筋肉や関節が硬化したり、認知症が発症しやすくなったり、睡眠の質の低下により免疫が低下し、様々な病気にかかりやすくもなります。

また足腰が弱くなることで、階段の昇り降りはもちろん、ちょっとした段差やつまづきなどでの転倒リスクもおのずと高まってきます。

温度差のない暖かい住まいで暮らすことで、様々な病が改善することは、徐々に明らかになってきており、高血圧や糖尿病などの生活習慣病も大分改善するのです。

そして、病が改善するということは、当然ながら予防にもつながるのです。

人間は誰しもが年を重ね、免疫も低下し老化するのが自然の摂理です。

先天性の病は別にしても、多くの病は、突発的に起きるのではなく、若いころからの生活習慣によるダメージの蓄積であり、空気の汚れや温度差などの住環境が及ぼす影響も少なくありません。

若い世代の方はあまりピンとくる話ではないと思いますが、自分たちの老後ももちろん、夫婦それぞれの両親がいるとすれば、4人の介護問題にも必ず直面する問題ですので、親の介護もリアルに考えなければいけない時代になってきました。

生活習慣にくわえ、住まいの環境にも目を向けて、ご自身とご家族の健康を守りましょう。